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2007年10月15日

かわいいからだの出産記【前編】

『かわいいからだ』(メディアファクトリー)の編集アシスタントだった

シーちゃんがママになりました。

シーちゃんママの体験記です(^O^)/

2007年5月19日土曜日(予定日2日前)
朝8:30頃
自宅にて朝食中、破水。
破水かどうかの判断はつきにくい、という話も聞いていたが、「これが破水でなくて何なんだ」というくらい分かりやすいものだった。
このまま入院だろうと思ったので、破水の場合はシャワーなど浴びてはいけないという一般の注意を無視し、
シャワーを浴びてさっぱりしてから病院に電話する。まだ軽い生理痛程度の痛みしかなかったため、入院準備をして一人で病院へ向かう。

9:30頃
病院着。
検査を受け、破水と確認されたので入院することに。ただしこの時点で、子宮口はほとんど開いておらず、
痛みも普段の生理痛程度にしかなっていなかった。
「破水から24時間は陣痛がくるのを待ちましょう。陣痛がこないまま丸1日過ぎたら、赤ちゃんのためにも促進剤などを使うことになるかもしれません」と言われる。
もちろん赤ちゃん優先なので、そうなったら仕方ないけれど、やっぱり薬は極力使いたくないなあ、と思う。

10:00頃
個室に入る(この病院は全個室で母子同室)。
ここで陣痛がくるのを待つことに。ちょうど10:00に「入院するけど、陣痛が始まらないことにはしょうがないから、また連絡する~」
というような呑気なメールを夫に送る。子宮の開き具合からするとまだまだな感じ、と言われていたので、
陣痛が始まってからも10時間以上かかるだろうことを考えると、結局予定日ぴったりで産まれるのでは?と思う。

10:30頃~
そんな呑気な気分もつかの間、いきなり陣痛がやってくる。しかも、聞いていたのとは随分違う(陣痛が始まっても食事をとるくらいの余裕はあるらしいと思っていた)、
まったく息つく暇もない5~6分間隔の陣痛。途中診察してもらったら、10何センチ開くまで進んでいた。
しかし進行が速かったためか、私の感覚と担当の助産師さんや先生の感覚がずれていて、30分に1回くらい病室を覗いて、
「あらあら速いわねー」みたいな対応だったので、もうすぐ産まれるんじゃないかという危機感を覚えている私は、一人でドキドキする。
夫に途中経過を伝えて、病院に来てくれと頼む電話をかける余裕もない。
この痛みにあと10何時間も耐えるなんてごめんだったので、「もう産まれてきて良し!」とお腹に念じる。

午後にかけて3分間隔くらいの陣痛に。
お昼過ぎに夫が病院にやってくる。腰をさすってもらったり、仙骨のあたりを押さえてもらったりする
(この“仙骨押さえ”が一番ラクだった。そうしないと、産まれてしまいそうだったので)。
普段感情的に痛みなどを訴えることはほとんどしないが、陣痛は思いっきり声に出して訴えた方がいいような(そしていくらかラクになるような)気がしたので、
「痛い!痛いー!!」とずっと叫んでいた。そんな私を見ている夫の恐怖心はひしひしと伝わってきたが、気を遣う余裕もないので無視することにする。
叫びながらも「立ち会い出産にしなくて本当に良かった…」などと考える。
陣痛に悶えながら、この痛みを形容する言葉を探す。「想像を絶する痛さ」だと、散々色んな人から脅しを受けていたが、
私は「自分の身体から出てくる痛みが、想像を絶する、なんてことがあるのか?」と疑っており、実際、まったく知らない種類の痛みではない。
確かに、痛みのレベルは経験したことのない高さだが、痛みの種類としては生理痛の延長上にある。バカでかいハンマーで腰を打たれている感じ。
陣痛よりもむしろ、過呼吸と脱水症状で死ぬのではないか、という恐怖を感じる。
その間にも、陣痛の波は激しく打ち寄せ、ようやく私の「もう産んでしまいたい感じ」を理解してくれた助産師さんが、
いきみの方向に対処を変えてくれる。個室のベッドの上で、助産師さんを足で蹴りながらいきみ続ける。血などが出ているのが自分でも分かる。

午後4:00前
「ひょっとして、このまま個室で出産になるのか?」と思っていたが、やはり分娩室へ入ることに。立ち上がって歩くなんで考えられなかったが、
痛みの隙をつき、歩いて分娩室へ。短い距離だが、途中で波がきてしまったので、廊下にしゃがみこんでやり過ごす。
分娩台に上がった途端、少なくとも私の中ではもう産まれる態勢に。助産師さんに「そう!そう!上手、上手!!」と持ち上げてもらいながらいきんでいると、
「すぐそこに頭が見える」状態から間もなく、頭が半分出てくる。頭が出てきたとき、「髪の毛があるのも分かると思うよ。触ってみて」と言われて、
出てくる途中の頭を触る。確かに頭である。タク先生に言われていたことを思い出し、ヌメッとしたものを、すかさず自分の身体にこすりつける。
後から助産師さんに「あそこで『触ってみて』と言っても、実際に触れる余裕のあるお母さんは少ないよ」と、衝撃的な事実を告げられる。
助産師さんが2人ついていてくれたが、このあたりでようやく取り上げ役の先生が登場。多分、一番時間がかかって痛みがあったのは、
肩が出てくるあたりだったのだろうが、そのあたりの違いはもうよく分からない。
ただ、頭が出切ってから後は助産師さんの途中経過報告もなかったので、下半身が出るのはきっとあっという間だったのだろう。
気がついたら出ていた、という感じ。いきむときにはずっと、タク先生に言われていた「ポンッっていう感覚」を出すべく、
頭の中で「ポンッ!ポンッ!」と繰り返していた。

午後4:31
無事出産完了。
体重3050グラム、身長49.0センチ。
子宮口部分が少し裂けてしまったため、そのまま分娩台上で縫合処置を受ける。その間、赤ちゃんは産湯に入れられ、すぐ横で身長、体重などを測ってもらっている。
分娩台から車椅子に乗せられ、赤ちゃんを抱いて個室へ戻る。部屋の入り口で車椅子から降りるとき、助産師さんに「パパ、赤ちゃんを抱いていてください」と言われて、
夫は「えっ!もう、いきなり!?」と慌てる。
よく寝ている赤ちゃんに添い寝して過ごす。しばらくして何となくぐずったので、母乳を与えてみる。舐める程度だったが、これでようやく目的を果たした感じ。
母子同室と言っても、出産後何時間かは離される場合も多いようだが、この病院は、産んで、そこからそのままずっと一緒にいられたので良かった。

11:58 AM | 固定リンク

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» 生理痛の薬 [生理痛の薬 から]
初めまして、この度「生理痛の薬」というサイトを作りましたのでTBさせていただきました。貴ブログ訪問者に非常に有益な情報だと思っております。万が一不要な場合は、お手数ですが削除ください。失礼いたしました。 続きを読む

受信 Oct 16, 2007 7:07:02 AM

コメント

すごい臨場感。すごく大変なことが起こってるけれど、冷静に振り返られるんだって驚きました。

文中で気になりました↓

>ヌメッとしたものを、すかさず自分の身体にこすりつける。

これはどんな効果があるのですか?

今後の参考にしたいと思います!!

投稿者: lemon (Oct 15, 2007 12:49:19 PM)

日記を読んであの頃を思い出しました。
赤ちゃんの頭を鏡で見て、なでた後すぐ生まれたことを。
陣痛という波の中で母と子が初めてする大仕事。
二人の不思議な空間でした。
理屈はわからないけど、子供が発する生まれようとするパワー
を陣痛として感じてたのかも。
痛いという言葉ではなくってなんかもっといい言葉があってもいいんじゃないかって思う。
でも意外とお産は二度としたくないとか痛いから和痛分娩にしたいっていうことを聞くと少し切ない感じを受けるのです。
続編楽しみにしています。
またコメントします。

投稿者: あいちく (Oct 17, 2007 12:01:04 AM)

今回出産記を書かせていただきましたシーと申します。
長文お読みいただきありがとうございます(改行位置がおかしくてすみません)。

息子が生まれて5ヶ月が経ちました。
タク先生、スタッフの皆さま、Z-MON治療院という場所、に支えていただきながら、なんとかかんとか順調に育っております。

lemonさんよりご質問いただいた件ですが、「ヌメッとしたもの」は、赤ちゃんを守り作ってきたものなのでコラーゲンもたっぷり、ちょっと身体につければ、まさに赤ちゃんの肌のようなプリプリ感が得られます。つまり羊膜とかプラセンタ(胎盤)と同様の効果なのですが、ほとんどのお産では、赤ちゃんが出てきたらその身体についているヌメッとしたものは血液とともにキレイに拭き取られてしまいます(最近は、産まれたままの状態で抱かせてくれるところも増えているようですが)。もったいない!
プラセンタなどは美容業界で引っ張りだこ、貴重で高価格のものですが、赤ちゃんを産めばもれなくついてきます。

投稿者: シー (Oct 20, 2007 12:52:30 AM)

シーさま、お返事コメントありがとうございます!
勉強になりました。
お産をすればもれなくついてくるということもわかりました。
大切にこすりつけたいと思います(そのときがきたらですが…)

ありがとうございました!

投稿者: lemon (Oct 20, 2007 2:25:05 AM)

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