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2008年05月07日
からだマガジン5月号
若葉がきらきら輝く5月
『二十四節気とカラダ』でもお伝えしていますが、
今年の5月5日は二十四節気では「立夏(りっか)」。
いよいよ夏の始まりです!
立春(りっしゅん)、穀雨(こくう)と季節はめぐり、
タク先生いわく
「“生命のゆりかご”の準備が整った季節」
になりました。
人間・動物・植物・・・
全ての生命体が成長著しい時期です。
人間のからだの60兆にわたる細胞も例外ではなく、
完治せず保留にされていた「古傷」が
新しい再生力によって回復を始めます。
からだが勝手に修理をはじめてくれる時期なんです!
その回復に伴うのは「痛み」。
古傷の痛みは、私たちにとっては
「まだ治ってなかったんだ」
「おばあちゃんになってからも痛むのかしら・・・」
などなど、ついネガティブにとらえてしまいますよね。
しかし!
それが「回復につながる痛み」
だということを認識できているかどうかで、
古傷の経過に大きな違いが生まれるのだそうです!
「あ~あ」な~んてネガティブにとらえてしまうと、
体内で活性酸素が過剰に発生し、からだは錆びてしまいます。
それがせっかくの再生力をダウンさせて、
「傷の完治」を延期させてしまうのです。
また、古傷の痛みは、「からだ」だけでなく
「こころ」にも同じようにおこります。
傷を負った事故の瞬間の夢をみたり、
当時のことを急に思い出して怖くなったり、
急に泣き出したり・・・
「私って情緒不安定?」
と感じてしまうかもしれません。
でも、
「からだに起こる現象」 と 「こころの記憶」
はピッタリ連動しています。
情緒不安定な感じも、
からだに回復現象が起こっている証拠なんです。
あまり心配しすぎないで、
自分のからだとこころをじっくり観察してみましょう
タク先生流 古傷の回復促進法
①「からだモード体操」⇒『骨盤教室』P98
あおむけになって、膝くらいの高さの椅子にかかとを乗せます。
頭にかたよった血がからだ中にまわりだし、脳みその緊張がとけます。
②「ニュートラル体操」⇒『整体生活和の暦』P13
足バイバイ運動(骨盤教室P22)をして、
より開いている側のひざを曲げ、トンビ座りに。恥骨結合にテコの原理で力がかかり、
下がっているほうの骨盤が動いて左右のゆがみが解消されます。
骨盤がニュートラルな状態になると、骨折や打撲などによる古傷が早く回復します!
③「骨盤体操」⇒『骨盤教室』P76~
回復力がUPするこの時期は、
「骨の感受性」も高まります!
基本の骨盤体操も、効き目が実感しやすくなります。
今まで実践したことのなかった人も、
この時期是非お試しを!
◆◆ 5月のからだ☆レシピ ◆◆
立夏を過ぎると心臓が活発に動き始めます。
心臓を元気にしてくれる
エシャロットをメニューに加えてみましょう。
~簡単☆エシャロットのお漬物~
エシャロットを3等分にカット。
(葉っぱの部分は最後にさっとゆがく程度でOK)
A 赤唐辛子を加えたお酢
B 塩と日本酒少々
C 味噌
ABC、お好みのものに漬け込む。
それでは、次号もお楽しみに! ゼミィ
08:57 AM | 固定リンク
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» 活性酸素情報コレクション [活性酸素情報コレクション から]
活性酸素とは一体どんなもので、私たちにどのような影響を与えるのでしょうか。活性酸素が与える影響とは私たちの体にとって良い影響なのでしょうか。それとも活性酸素が与える影響は私たちの体に害を与えるものなのでしょうか。
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受信 Jun 4, 2008, 4:12:37 PM
コメント
”おそらくわれわれのなかには外界の印象や対象を記憶するよりも深いところに、記憶のゆるやかな周期があるのであろう。とてつもなくながい周期の、記憶といはうか共鳴とでもいうべきものがわれわれにつながり、そしてじぶんではわからない謎の回復のちから、さらには遠い過去の希望さへ返してくれるのだろう。” P. Valeryのノートより。本当に、そうなのですね。
投稿者: db (May 7, 2008, 5:06:54 PM)