2009年02月10日
○●からだマガジン2月号●○
[ からだマガジン ]
如月です。
立春も過ぎ、これから春に向かって季節は移って行きます。
今日、お庭を散歩していたら、梅の花がほころんでいて、
何となく嬉しい気持ちになりました。
まだまだ寒い日も多いけれど、
土の中では種や芽が春に向かって活動し始めています
同じように、からだの中も、雪解け、
解氷現象が起こってくる季節です。
この季節のからだを知って、気持ちのよい春を迎えましょう
この時期、からだの中では、腎臓の血流が徐々に良くなり、
動きが活発になってきます
そのため、この頃までに、暴飲暴食で腎臓に負担をかけていると、
高熱や膀胱炎などのトラブルが、
からだの症状となってあらわれがちです。
腎臓は血液を濾過するフィルターの役目をしています。
そのフィルターに、目づまりしてたまっている老廃物や
結石がある場合、それを捨てるための必要な現象として、
発熱が起きます
この熱を薬で無理に下げてしまうと、
必要な「老廃物を捨てるということ」ができず、
本格的な春を迎える頃になってから、負担は肝臓に移り、
アレルギーの症状が出ます。その代表が花粉症です
花粉症は肝臓の健康状態と密接な関わりがあるのです。
又、この時期は、吐いたり、下痢をしたりという、
激しい症状を伴う風邪をひきやすいです。
それはからだが水分調節をしようとしているから
この時期、からだにたまった余分な水分を
上手に捨てられると、気持ちよく春を迎えることができます
春はからだがむくみやすい季節。
軽やかな春物の服を着ようとして「太った〜!」と叫ぶ前に、
冬の間にからだにたまった、循環の悪くなった水分を
捨ててしまいましょう
春の「太った〜!」は、からだのむくみであることが多いのです!
いずれにしても、この季節は、
冬の臓器である腎臓の季節の間に
からだにたまった老廃物や水分を上手に排泄し、
春の臓器である肝臓に負担をかけないことが大事です
これからの時期におすすめの食材
<ふきのとう>
昔から「春はアクを食べる」と言います。
香りが強くほろ苦いあの味には、
腸内にたまった水分や宿便を出す効果があり、
肝臓を助けます。
☆おすすめレシピ☆
<豚肉のふきみそ炒め> 材料目安2人分
豚肉(薄切りロース、またはバラ肉)・・・200g
ふきのとう・・・6個
合わせ味噌・・・大さじ1/2
水・・・80cc
豚肉は食べやすい大きさに切る。
ふきのとうは手で縦割り1/4くらいにちぎる。
豚肉をフライパンで弱火で炒める。
豚肉から油が出てきたら、
ふきのとうを加え中火で炒め合わせる。
あらかじめ水で溶いておいた味噌を加えて
強火でさっと炒める。
味噌がなじんだところで火を止めてできあがり
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