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2010年01月07日
○●1月からだマガジン●○
[ からだマガジン ]
睦月です
「睦月」は、お正月に家族が揃って仲良く睦み合う
「睦び月(むつびつき)」から転じたと言われていますが、
今も昔も皆で新年を祝うのは変わらないのですね
しかし、年末の忘年会シーズンに引き続き、
お正月はお節やお雑煮に新年会・・と
身体の消化器系にとっては休む暇がないのがこの時期です
このとき摂取した過剰な塩分や糖分は
血液を濾過するフィルターの役目を持つ腎臓に負担をかけるので、
腎臓は悲鳴を起こしそうになっています
そこで、食べ過ぎたな・・と感じる方は
是非りんごダイエットにチャレンジです
こちらの方法は『小寒~二十四節気とカラダ~』でもご紹介していますが、
りんごには利尿作用があり、老廃物の腎臓における排泄を促すため
約2日間おろしりんごだけの食事を続けることで、
濃いおしっこが出て腎臓がリセットされます
ついでに過剰栄養でできてしまったお肌の吹き出物もリセットされますよ
また、今月の7日は七草の節句の日ですね
今年は、①長ネギ②ニラ③にんにく④エシャロット⑤しょうがの
いつもの五菜スープに
大根やセリ、蕪、ペンペン草などの春の七草を加えた
「五菜七草スープ」で疲れた消化器を労わりながら、
無病息災を祈ってみてはいかがでしょうか
前述『小寒~二十四節気とカラダ~』の
リンゴだけでは足りないときの<スープ大作戦>としてもオススメです。
<五菜スープ>
作り方は簡単です。
①上記の五菜をみじん切りにし、薬味程度の量を器に入れます。
②そこに、熱々のスープ(中華だしや鰹だし、鶏ガラスープなどお好みで)を注げば完成
これに同じくみじん切りにしてお好みの七草を加えて、
みなさんも思い思いの五菜と七草のスープを作ってみてくださいね
食べ過ぎや消化器のオーバーワークによって、消化吸収がスムーズにできないと
食べれば食べるほど結局からだは栄養失調になってしまい、
またお腹がすいて食べ過ぎる・・という悪循環にも陥りかねません
そんな時こそ胃酸の濃度を落とすためにもせっせと腰湯に励みましょう
<腰湯>
バスタブに熱め(45~47℃)のお湯をお臍が隠れるくらいまで張り、
汗が出るまで5~15分ほど下半身浴をします。
風邪を引かないよう、長袖Tシャツを着て首にはタオルを巻いて
上半身の保温には注意してくださいね
このとき、腎臓とつながりのある耳をひっぱったり暖めたりすることで
汗もいっそう出やすくなり腎臓も元気になります
さらに腰湯でひと汗かいた後は、
寝る前の正座でばんざい寝体操でさらに食べすぎ飲みすぎの調整をしましょう。
<正座で寝>
正座の状態から、両手を上げて仰向けに寝て太ももをのばします。
ももがぴーんと張ってぴりぴりしますが2,3分そのまま我慢してください
ももから胃・目までつながる経絡の緊張がゆるんで、胃が楽になりますよ
12:56 PM | 固定リンク
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コメント
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『かわいいからだ』 の中国語の著作権を買いたいです。
私のメール:rtshuang@21cn.com
私に連絡して下さい。
投稿者: 李 (Jan 8, 2010, 3:32:38 PM)